shunn’s diary

itsuka no dokka de kakimashita tosa

prose

くくり三猿

鞠 夢にでてきた三猿は真っ赤だったし 手足を縛られて鞠みたいに吊るされてた ほどいてやろうとして近づくと歯を剥き出してゆらぎ 「なにもかもぶちまけてやる」と吠えた わけがわからなかったので「わけがわからない」というとしだいに目を閉じた ほんとう…